50万円相当詐欺られた話【最終回】 : ゆむいhPa Powered by ライブドアブログ

イラストレーター駆け出しの頃
50万円相当詐欺られた話【13】

最終回でーす！

※約10年前の経験談です。

⭐️もくじ⭐️

1)防御力０！無知な若造フリーランスになる
2)詐欺師に釣られた現場は、ミ●●ィ
3)実績を積みたい焦りから…
4)大金に目がくらんだ
5)違和感を打ち消すもの
6)契約書もバッチリ？？
7)いつの間にか音信不通
8)わたし以外にも「被害者」が！？
9)集団訴訟か、個人で戦うか
10)後ろ盾
11)警察？私の決断は…
12)まさかの、詐欺事件の全貌
13)教訓！！

【第13話】
教訓！

友人に笑い話として詐欺に遭ったことを話したら
その場で事件の全貌を次々と暴いていき…
依頼主・サギ野サギ子と、被害者・T橋A夫が共犯だったと発覚した。

いや、基本ですね……。
詐欺予防のため以外にも
クライアントの経営母体が怪しい団体だったりする場合もあるので
よく調べた方がいいです。

そして何より
相手がどんな人で、何を求めて自分に依頼してきたのかを知り、
リスペクトする気持ちを持って制作するのが筋だと思います…。

大　反　省　！

日頃のこういう態度が隙を見せ、
悪いことを考える人を引き寄せたんだと思います。

結局、私は被害届も出さず、裁判も起こしませんでした。
いや、何もできなかったという方が正しいか…。

次の被害者を生まないためにも、警察に相談くらいはするべきだったとは思いますが
22歳の世間知らずな小娘にはハードルが高過ぎました。
その後すぐに震災もあったしね…

それから、弁護士にアテがあるといっても
当時は実際に依頼する費用も時間もありませんでした。

じゃあ現在なら訴えるか？と問われると、この程度なら今の私でも裁判は起こしません。
ミスった〜と思って仲間に共有・注意喚起して警察に報告して終わりです。

人によって判断基準は変わると思いますが、
私が実際に弁護士を立てたときの激おこポイントはもっと別の点でした。
実生活に危険が及んだり。そういう感じの。
だからこれくらいの被害なら「関わらない」を選択し、心のネタ帳にしたためておきます。

当時の個人情報を握られたのは痛手だったけど
その後、特に何もありませんでした。