タイトルからして衝撃的な書籍
野原広子さん著
「離婚してもいいですか?翔子の場合」

お世話になっているカドカワの編集さんからいただきました!
ネタバレにならない範囲で感想を書きます
離婚してもいいですか?
 試し読みはこちらから

*〜*〜*〜*〜*

もうこれ、レタスクラブで連載されている時から
夢中で読んでた漫画です!
つづきが気になって気になって仕方ない。

身体的DVとか借金とか
決定的な理由がなくとも離婚を考える…
日常にある小さな「モヤッと案件」てあるじゃないですか。
それが蓄積されて本当は辛いのに、受け入れるしかない…
離婚してもいいですか?
「お金がない」「仕事がない」「自信がない」
泣きながらやけ食いする主人公・翔子の姿に
共感する人って意外とたくさんいると思います。

翔子はその後、紆余曲折経て働くことを選び
離婚に向けて頑張るんですが
話はそれだけじゃないんですよ。

この本の醍醐味は
自分自身の心と対峙するシーン(だと思います)
強くなるために、過去の辛かった記憶と向き合い
自分を押し殺さずに本音でぶつかっていく
離婚してもいいですか?

引っ込み思案でネガティブな翔子、大丈夫かよ…!?って読んでて心配になるのですが
あるきっかけで、翔子がブチギレるページがあります。
4コマぶち抜きで絶叫する、この本の中で一番破壊力のあるページです。
翔子につられてモヤモヤしっぱなしだった読者の私も
そのシーンを読んで思わず
離婚してもいいですか?
心の中でガッツポーズですよ

で、最終的に離婚したかどうかは伏せますが
翔子が決断をくだすまでの葛藤がリアルで
離婚してもいいですか?
翔子の気持ち、わかるところあるよぉおおおお
旦那ぁぁああああああ!!!!
おま、刻んだろかぁああああ(怒)

と身悶えしながら読みました。

結婚したら幸せになれるとは限らないよね。


結末は知っていたのですが
書籍化するにあたって
新たにストーリーが書き加えられていました。

それがまたっ!!
えぐられるっ!!!

「結婚した理由」と
「子供目線の嘆き」です。

本編を読み終わって、はぁ〜って一息ついたところで
両親の戦いを間近で見ていた長女の本音。
鳥肌立ちました…そして切ない。泣きました。

「結婚した理由」も、痛いところ突かれた…と思う方もいると思います。
私も色々思うところあって、グサッときましたよ。笑

前向きではない理由が1つでもあると、
そこからジワジワと人生が崩れていく…そんな気がします。
自分をしっかり持たなきゃ…!

とてもとても内容が濃い一冊です。
離婚を検討していなくても、夫婦で読むといいかもしれません。

離婚してもいいですか

自分たちはどうか?
話し合うきっかけになると思います!

試し読みはコミックエッセイ劇場で読めますよ〜!


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