今日の記事は
「親戚に芸能人がいるんだぜ」みたいなノリの、
しょうもない話です(笑)

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中学生の頃だったでしょうか。
将来何になるか、進路を考えていた時に母が言いました。
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…この軽〜い会話で、
誰が想像できるでしょうか?

その「上手な絵を描く人」が

世界で活躍したイラストレーター
生賴範義さんだということを…



お名前ご存知ない方もいらっしゃると思いますが、
作品は絶対見たことあるはずです。
名前コピペして検索してみてください(笑)
「おおらい のりよし」と読みます。

普通、生賴さんのことを端的に説明するならね、
「スターウォーズ・ゴジラ・日本沈没などの映画ポスターを描いた人」
「小松左京や平井和正の書籍装画を描いた人」

とか言うじゃないですか。

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巨匠おおおおおおおおお!!!!

なんか「クラスで美術の成績が良い人」的な扱いされてるぞおおおおおお!!!!

母の説明の下手さを恨む(笑)


私がその事実を知ったのは
2015年に彼が亡くなり、ニュースになった時でした。

というか、ニュースになるような有名な方だということも
その時初めて知りました。
(主にツイッターで教えてもらった)


実は先日の丸本チンタさんとの対談の中でも
生賴さんのことについて質問をいただいていたのですが
大人の事情でカットしたんです(笑)

その時に改めて母に確認したりしたのですが、
タイムリーなことに今現在、
東京・上野の森美術館
「THE ILLUSTRATOR 生賴範義展」
が開催されているではありませんか!!

諸用で実家に帰ったついでに行ってきました。

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ドーン

大盛況でしたよ!

写真OKの展示が複数箇所あったのでいくつかご紹介。
作品見れば
「あ!これ描いた人なんだ!?」とわかるかも?
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書籍やジャケットなどの装画の一部(ごめん見えないね)

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ゴジラシリーズ

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ポスター色々

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ベガ

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HOPE

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女性の描写が魅惑的

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今回の展示のメインビジュアルにもなった絵

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絶筆


天才だね!!(語彙)
これは本当に一部で、もっともっとすんごい絵がたくさん展示されてます。
繊細さと豪快さの振り幅がすごい。
原画を目の前にすると、その筆跡に圧倒されて目が回りそうでした。
針でちまちま描いてんじゃないの!?っていう絵もあれば
爆発的に荒々しく絵具をぶっ飛ばす絵もあったり
そもそもこの世界観…頭の中どうなってんだ???
超人かよ!(そうだよ!)


ちなみに母と生賴さんの奥様が血縁者という関係なので
私と巨匠は全く血の繋がりはありません(笑)
むしろすれ違ったこともない他人です。
親戚ぶってごめんなさいレベル。


でももっと早くに知りたかったこの事実…
母よ…マジであの説明はなんだったんだ


美術館に行く前に母が幼少期のアルバムを引っ張り出して
昔の思い出を語ってくれました

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あまり詳しくは書けませんが。

昔話を事前に仕入れた状態で展示会場に行ったので
年表や音声ガイドで家族との思い出話が出てきた時に
答え合わせをするような不思議な感覚で
ふふふってなりました。
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(まぁほぼ知らないことだったけどw)

生賴範義展は上野の森美術館で2月4日まで開催中。
本日最終日! 
SF好きの人はきっと楽しめると思います。


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はぁ〜〜〜

すごかった。